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この広大な世界は上位世界の統括者たちによって

管理され均衡を保ち続けている。

事象の地平線を超えたその先に棲む存在である彼らは、

宇宙空間をも支配し、巡り廻る天体の管理者を配置した。

……のだと、言い伝えられている。

宇宙空間ではそれはそれは果てしない程の時間が流れ、

今や事象の地平線のその先を観測できる者はいない。

観測できないものは存在しないに等しい。

かつて天体の管理を命じられた者たちはそう考え、

長い時間と共に、いつしか己の指名も目的も見失う。

根無し草の旅に明け暮れる、そんな彼らの話。

※ここは天体(太陽系)擬人化用ページです!

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太陽は地球という異例の惑星を大層気に入っていた。退屈という名の病を患っていた彼にとって、知識と娯楽に満ちた地球の存在は恰好の暇つぶし相手だったからだ。 太陽は気まぐれに太陽系の管理者たちを集め、彼らに人間という名の器を与える。無理やり彼らを引き連れ地球に降り立った太陽は、地球上での生活を存分に満喫するのだった……

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​▼JAPAN SIDE

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日本で人類観察に楽しむ人たち。大きいおうちで人に擬態しながらのんきに暮らしている。

主人公『大地歩』は地球の管理者。太陽に与えられた器を纏い、歩は不服ながらも日本へと降り立つ。彼は美しき地球を巣食う人類が嫌いだった。 そんな彼らによく似た、彼は太陽の計らいにより(無理やり)学校に通わされることとなり、うんざりしつつも憎き人類の動向を観察することにした。 醜くて愚かで、けれども真っ直ぐに生き続ける人類の存在にいつしか絆されていく。


●地球 (大地 歩)
だいち あゆむ。太陽系第三惑星&大地家長男担当。無愛想でネガティブ気味。太陽の気紛れに振り回されつつも人類との交流を深めていく。


●火星 (大地 護)
だいち まもる。太陽系第四惑星&大地家三男担当。とにかく元気でうるさい能天気男。地球にとても懐いている。ゲームが好きな勝負師。ゲーセンめぐりで忙しいので(?)なかなか帰ってこない。


●土星 (大地 智)
だいち さとり。太陽系第六惑星&大地家次男担当。なんでも口にいれたがる食いしん坊。何を考えてるのか誰にもよくわからない。


●木星 (大地 樹)
だいち いつき。太陽系第五惑星&大地家ママ担当。穏やかで優しい、みんなのママ的ポジション。料理が上手で土星にいつも世話を焼いている。


●太陽 (大地 陽)
だいち あさひ。太陽系管理グループの統括者&大地家パパ担当。みんなに人間の器を与えたのもこの人。楽しいことが好きで、退屈が嫌い。とてもおおらか。

​▼OTHER SIDE

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地球に降り立つ際、冥王星の所在を探る為に発足された4人チーム、水星、金星、天王星、海王星。

冥王星は太陽系管理グループの一員から外されたことが不服であったようで、勝手に太陽の持つ力を横取りし実体化した。

グループ全体の脅威となることを太陽に危惧されていたが、水星たちが見つけた彼は泣き虫でか弱い少年だった……

​冥王星を回収後、5人は太陽が待つ日本に戻ろうと移動を始めるも、トラブル続きでなかなか帰れずにいる。


●水星 (牧瓜 水樹)
まきうり みずき。愛称はスイ。太陽系第一惑星担当。裏表の激しいかわい子ぶりっ子。太陽のことが大好き。地球では可愛い恰好がウケると知って以降は常に女装している。


●金星 (那須 釛)
なす こがね。太陽系第二惑星担当。自己愛が強くプライドも高い。文化や歴史、学問に人一倍興味を示しつつ、地球のことは気に食わないようだ。火星を弟みたいに可愛がっている。


●天王星(王生 天音)
いくるみ あまね。太陽系第七惑星担当。体調が常に悪く、一日の大半をベッドの上で過ごしている。着ているパジャマは海王星お手製。元の性格はぶっきらぼうで刺々しいかんじ。


●海王星(王生 海歌)
いくるみ うみか。太陽系第八惑星担当。あらあらウフフ系おっとりお姉さん。怒ると怖いし沸点も低い。天王星を介護することで幸福を得ている。裁縫は得意だが料理はまずい。


●冥王星(王生 命)
いくるみ めい。太陽系の仲間外れ。ひとりぼっちが嫌いで、自分の不幸を嘆き地球に災厄を呼び起こそうとしていたが水星たちに呆気なく撃沈させられる。現在ではみんなのかわいい弟ポジ。

▲ガリレオ衛星四兄妹
木星のなにかの助けになればいいな~と四人兄妹全員で
茶屋を経営している。

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▼SATELLITE

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●月
地球のお供、ルナちゃん。人類にほだされつつある地球くんが気に食わないみたいで、なにかとツンツンデレデレしている。


●ダイモス・フォボス
火星のお供二人組。どちらも無口気味だが動きはうるさい。ゲーマー気質の火星に影響されたか、なにかと二人で争いあっている。

衛星管理者のみなさま。太陽系管理グループの御付役。

基本的にはマスコットみたいにちいさかったり、不可視だったり。


●タイタン
元気な土星のお供。あたちによく似ている気がするでち!という理由で地球(と月)にくっついていることが多い。月からは鬱陶しがられている。


オフィーリアコーデリア
天王星のお供二人組。ほわほわとしたのんびりや。オフィーリアの方がちょっといじわるで、コーデリアの方がちょっとおくびょう。
天王星が悪夢をみないよう、夢の中の幸せを運ぶ。


 


●イオ
木星のお供一人目。長女。真面目にやってくれない兄妹の尻叩き役。軍人みたいな喋り方をする。


●エウロパ
木星のお供二人目。
次女。駆け引き上手で金にがめつい。京都人っぽい喋り方をする。


●ガニメデ
木星のお供三人目。
長男。木星に似て穏やかだが言動が全部適当でマイペース。


●カリスト
木星のお供四人目。
三女。健気な頑張り屋さん。常にあうあうよだれを垂らしていてうまく喋れない。


●トリトン
海王星のお供。冗談の通じない女騎士みたいな人。
元は海王星の付き人だったカロンに、密かに想いを寄せている。


●カロン
冥王星のお供。どこかとらえどころのない人。冥王星が寂しい時はそっと傍にいてあげる。どろどろに甘やかすので依存されている。

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